人の顔にある毛穴は顔全体で約20万個あり、一生毛穴の数は変わらないと言われていますが、赤ちゃんや子供の肌は毛穴がどこにあるか分からないくらいキレイで滑らかですよね。
40代ともなってくると、10代20代のころと比べて毛穴の開き方の種類も変わってくるので、ずっと同じスキンケア方法だけでは改善がみられない場合がよくあります。
今回はそんな大人女子のお悩みベスト3にも入る毛穴の開き。その理由とスキンケアで気をつけるべきポイントをまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
たるみ毛穴に要注意
毛穴の開きには大きく分けて2種類あります。「皮脂詰まりによる毛穴の開き」と、加齢や洗いすぎによる摩擦などで引き起こされる「たるみ毛穴」です。
40代女性が気になってくるのは断然、後者。実際に私も30代中頃から気になり始めました。原因としてはやはり「肌の老化」です。肌のたるみによって頬の内側などの毛穴が大きく目立つようになります。
【40代の主な毛穴トラブル】
・毛穴の開き(肌のハリ低下・乾燥)
・毛穴の黒ずみ(メラニン)
紫外線や日々肌に加わる摩擦の影響で増加したメラニンは、通常ターンオーバーにより排出されるのですが40代になると代謝が衰え、肌の生まれ変わりが停滞しやすいのでメラニンが肌に蓄積されやすくなってしまいます。毛穴周りが黒く見えるのは、メラニン色素の沈着が原因の事が多いです。
毛穴の引き締めに大切なスキンケア方法
毛穴を引き締め、毛穴の目立ちを解消するにはスペシャルケアを取り入れるより、物理的な刺激を避け肌のバリア機能を整えるケアを心がけましょう。
クレンジング・洗顔の摩擦に注意
洗顔に時間をかけると良いと思ってる方もいるかもしれませんね。理想はクレンジング1分以内・洗顔 30秒以内がベストです。じっくり時間をかけて肌を擦ってしまうと肌の防御反応が働き角質が厚くなって毛穴を詰まらせる原因になるので注意が必要です。
落とそうと思うと圧が入りやすかったりしますが肌にとっては一番避けたい刺激です。スクラブ入りの洗顔や洗顔ブラシ・拭き取りタイプのクレンジングなど、使用方法によっては過度な刺激を与えないタイプを選ぶと安心です。
きちんと保湿を行う
毛穴の開きの原因となる皮脂の過剰分泌は、肌の乾燥によっても起こります。化粧水だけの保湿ではなくゲルや乳液などの適度な油分の保護アイテムを活用して、しっかり保湿するようにしましょう。化粧水だけ、クリームだけ、オイルだけなどの単品飲みの保湿にならないように注意しましょう。
セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸入りのものは保湿効果が高いのでオススメです。
ビタミンC配合アイテムを取り入れる
普段使っている化粧品には高濃度のビタミンC誘導体や保湿効果の高いものを取り入れていくと良いです。ビタミンC誘導体にはメラニンや皮脂分泌を抑制する効果があります。メラニン色素の蓄積で起こる毛穴の黒ずみや、過剰な皮脂が原因で起こる皮脂詰まりの開き毛穴を予防できるのでオススメ。
私は美容液にビタミンC誘導体が配合されてるものを選んで毎日スキンケアで使用しています。特に夏は汗をかきやすく、毛穴詰まりも起きやすい環境なのでぜひ取り入れてみましょう。
角質ケアで毛穴詰まりを予防
より効果的なケアを行いたい場合は、角質ケアアイテムの使用がオススメです。スクラブやゴマージュのような物理的に刺激を与えるものは肌にとって負担になりやすいので、塗るだけで肌に浸透するタイプやジェルタイプなどの優しいものにしてみましょう。ターンオーバーの正常化が促がすことで毛穴が詰まりにくくなります。
紫外線対策を1年中する
紫外線は肌トラブルや老化原因の約8割を占めていると言われています。肌を乾燥させたり、皮脂を酸化させることで毛穴トラブルを引き起こすだけでなく肌老化の直接の原因にもなるので、夏だけでなく1年中通して毎日の紫外線ケアを徹底しましょう。
まとめ
40代からの毛穴ケアについて、ご紹介させていただきました。ちょっとした意識とプラスのスキンケアをするだけで5年後、10年後のお肌が変わってくるかもしれないですよね。肌は自分で育んでいくもの。正しいスキンケアを取り入れて、たるみ毛穴の無いキレイな肌を目指す為にぜひ取り入れてみてくださいね。

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